3. DE&Iの認知?理解
Q. DE&I推進宣言の認知
芝浦工業大学が掲げている「DE&I推進宣言」を知っていますか?
あることは知っているが内容はよく知らない36.0%135名
あることは知っているが内容はほとんど知らない10.4%39名
内容まで知っている教職員は37.4%にとどまり、約16%は宣言の存在自体を知らなかった。
Q. 用語の理解度
次の用語についてあなたの理解に最も近いものを選んでください。
| 用語 |
説明できる |
ある程度わかる |
あまりわからない |
全くわからない |
言葉も知らない |
| ダイバーシティ |
38.1% | 51.2% | 9.1% | 1.3% | 0.3% |
| アンコンシャス?バイアス |
26.1% | 34.1% | 20.0% | 6.7% | 13.1% |
| インクルージョン |
23.2% | 32.8% | 27.2% | 9.9% | 6.9% |
| 心理的安全性 |
22.7% | 33.3% | 24.8% | 8.0% | 11.2% |
| エクイティ |
14.4% | 23.5% | 26.4% | 10.9% | 24.8% |
「エクイティ」は5用語の中で最も理解度が低く、言葉を知らない人が約4人に1人(24.8%)。DE&Iの核心概念として重点的な啓発が必要。
Q. 大学の取り組みへの評価
芝浦工業大学は、多様性を尊重する環境づくりに積極的に取り組んでいると思いますか?
68.2%がポジティブに評価(「とても思う」+「やや思う」)。
Q. リーダー層の行動
学内のリーダー層(学部?課程長や部署管理職など)が多様性を尊重した行動を実践していると思いますか?
肯定的評価は48.0%にとどまり、「どちらともいえない」が36.3%と多い。リーダー層の可視化?行動変容が課題。
Q. 個人の行動
あなた自身は、多様な背景を持つ人を尊重する行動を日常的に心がけていますか?
82.4%が「日常的に心がけている」と回答。個人レベルの意識の高さが確認された。
4. 職場環境?心理的安全性
Q. 心理的安全性
学内での業務や教育?研究活動において、個人的な属性に関わらず、心理的に安心して取り組める環境が整っていると思いますか?
肯定的回答は54.9%。「どちらともいえない」が33.1%と多く、心理的安全性の向上が課題。
Q. 属性を理由とした発言のしづらさ
自分の個人的な属性(性別、国籍、障がいの有無など)を理由に、意見が言いづらいと感じたことがありますか?
22.4%が「時々ある」または「よくある」と回答。約5人に1人が属性に起因した発言しづらさを経験している。
7. 自由記述(抜粋)
以下は、回答者から寄せられた声の一部です(個人が特定されないよう一部編集しています)。
妊娠?育児?介護支援制度について
各種制度が豊富に用意されており非常に感謝しております。育児にあたり、時間休?時差出勤?在宅勤務の制度を整備していただいたことで、働きやすさが大きく向上したと感じております。
以前開催いただいた産休制度の説明会が大変わかりやすかったです。継続して各種制度の説明会を開いていただけますと幸いです。
産休?育休の取得者が「周囲に申し訳ない」という気持ちになりがちです。サポートした側の職員へのインセンティブ制度を検討してはいかがでしょうか。そうすれば休む側も気軽に制度を利用できると思います。
介護が急に必要になったとき、学校の制度を調べる時間がありませんでした。こういう制度がある、ということをあらかじめ知っておく機会が大切だと思います。
利用の仕方、特にファーストコンタクトをどこに取ったらよいのか分からないことが多く、使わずに過ぎてしまい、後から利用したかったということもありました。
DE&I推進の取り組みについて
世界に開かれた大学としてDE&Iは積極的に進めるべきで、実際努力していると感じる。
DE&Iの理念や言葉は知っていますが、日常生活に反映しようとするときにどうしたらよいかよく分からない感じがあります。理念と実践のギャップを埋めるための啓発活動や具体的な取り組みがあると、より日常に反映できると思います。
学内外に向けて、本学が何のためにDE&Iを推進しているのかを定期的?継続的に発信してもらえるといいと思います。
意思決定の立場に女性が少なく、重要な仕事をあまり任されないように感じる。
留学生や外国人教員が増えていますが、掲示物やお知らせ等、もう少し全学的に日英併記を進めていただきたいです。
働きやすい環境のために
それぞれの個人的な事情を許容できるだけのゆとり(心理的にも時間的にも仕事量的にも)があると、より働きやすいと思います。
依然として19時を超えるような会議があります。保育園や学童は多くの施設が19時に閉まることを知っておいていただきたいです。
業務量が多いと余裕がなく、相手を理解しようという気持ちになりづらくなります。DE&Iと業務量の問題は切り離せないと感じています。